関西地区代表:インパルス

■関西地区代表決定戦レポート

 

11月3日(木)、舞洲ベースボールスタジアムにて関西地区代表決定戦が開催された。午前中に行われた準決勝では、インパルス(京都ブロック代表)とSirius(滋賀ブロック代表)、山茶花(奈良ブロック代表)とオールスターズ(大阪ブロック代表)がそれぞれ対戦し、インパルスとオールスターズが午後の決勝に進出した。

 

インパルスは、24年前に同じ高校の野球部の仲間が集まって結成されたチーム。今は結成当時のメンバーは所属していないが、地元の様々な縁がつながって現在のメンバーとなった。準決勝を終えた竹岡智輝監督(35)は、「うちの野球はピッチャー中心。準決勝でもピッチャーの仲田浩紀(24)がよく頑張ってくれた。決勝は最後なので、作戦どうこうよりも一生懸命やるのみ。2年前にも全国大会に行かせていただいたので、今回もそれを再現できるように頑張りたい」と語った。

 

対するオールスターズは、14年ほど前に関西大学北陽高校のOBで結成。先輩・後輩のつながりで20代前半から30代の選手が所属している。チームの代表を務める大住勇二選手(32)は、チームについて「ほかのチームよりも一体感が強いのがオールスターズの魅力」と紹介し、決勝戦に向けては「先手必勝で守り勝つ試合をしたいと思う」と意気込んだ。

 

試合は1回表、インパルスの1番・京野がライト前にヒットを打つも、その後は3者連続で三振に倒れる。その裏、オールスターズの攻撃は2アウトから3番・山本、4番・大橋が2者連続でレフト前ヒットを放つが得点にはつながらず。

 

2回、インパルスは5番・住野がセンター前ヒット、6番・辻野が内野安打で出塁。その後8番・江本のデッドボールで1アウト満塁のチャンスを迎えたところで、オールスターズのピッチャー川添が降板し稲垣がマウンドへ。しかし、インパルスの9番・花田がフォアボールを選び1点を先制。さらに、3回には1アウトから3番・仲田がレフト前ツーベース、4番・秋本がセンター前ヒットを放ち1点を追加した。一方、オールスターズは2回、3回を三者凡退。

 

4回以降、インパルスの先発・秋本、オールスターズ稲垣の好投でともに打線が沈黙。それぞれの持ち味である守りの野球をどちらも貫き、打たせて取るピッチングで両チームとも4回、5回、6回を三者凡退。結果、2点リードしていたインパルスが勝利した。

 

インパルスの竹岡監督は、「(オールスターズとは)練習試合で対戦したことがあるが、うちよりも(レベルが)上のチームなので、なんとか食らいついていこうと約束して試合に入った。決勝でもピッチャーが頑張ってくれて、守って勝つという目標を達成できた。沖縄では、関西代表として関西らしい思い切ったプレーを見せたい」と語った。

 

敗戦したオールスターズの代表・大住選手は、「死力を尽くした。悔しいが、すべてを出し切った負けなので気持ちは晴れ晴れしい。(相手チームは)ピッチャーを中心に守り勝つ野球とそつのない攻撃で、バランスのとれたいいチームという印象。来年に向けて、自分たちの長所である“チーム一丸となって試合に臨む姿勢”をもっと強固なものにできたら」とコメントを残した。

大会公式ライター 岡田真理